【それでも好きです笠原さん】キャラ紹介と感想ネタバレあり

BL それでも好きです笠原さん

「アルファの噛み跡が欲しかったの……そんだけ」

リアルなオメガバース社会を描いたおまる先生の「それでも好きです笠原さん」について、

  • 『それでも好きです笠原さん』 あらすじ
  • 1話ネタバレ
  • キャラクターのプロフィール
  • 作品の魅力

オメガバースの可能性など、詳しく紹介していきます。

それでも好きです笠原さんのあらすじ

それでも好きです笠原さん

引用元:それでも好きです笠原さん

それでも好きです笠原さんは、ふゅーじょんぷろだくとから出版された おまる先生のオメガバースを舞台としたBL漫画です。

本能により、肉体関係を結ぶオメガバースに疑問を投げかけるストーリー性の濃い作品として人気になりました。

単行本は1巻完結になり、全6話でストーリーは進んで行き、2人の日常を覗ける後日談の「夢うつつ」も収録されています。

それでも好きです笠原さんのあらすじ

引用元:それでも好きです笠原さん

なんでも器用にこなしてしまう、アルファの秋山。

周囲に頼りにされることを喜ぶ反面、アルファだからと期待されることに苦しさを感じていました。

そんな、秋山の唯一のオアシスは飲み屋で知り合った笠原に話を聞いてもらうこと

優しく自分を宥めてくれる笠原に対する好意を自覚したある日、秋山が目を覚ますとそこには裸の笠原がありました。

それでも好きです笠原さんの登場人物のプロフィールと属性

それではメインとなる2人のプロフィールと属性について紹介していきます。

秋山のプロフィール

それでも好きです笠原さんの02話扉絵

引用元:それでも好きです笠原さん

  • 名前:秋山(あきやま)
  • ポジション:攻め
  • 性格:頑張り屋、天然、ヘタレ
  • 属性:アルファ、ワンコ攻め、年下攻め

秋山はアルファであるため、周囲から過度な期待を受けます。

そのことをプレッシャーに感じながらも、期待に応えるために陰ながら努力をする頑張り屋な一面を持つ青年です。

笠原蓮のプロフィール

それでも好きです笠原さんの03話扉絵

引用元:それでも好きです笠原さん

  • 名前:笠原蓮(かさはら れん)
  • ポジション:受け
  • 性格:包容力、我慢強い
  • 属性:オメガ、年上、誘い・襲い受け

楽天家のような飄々とした言動が多く見られる笠原ですが、オメガであることと変質者を寄せつけやすいい体質のため様々な苦労をしてきました。

また、自身がオメガであることを過剰に意識し、思っていることを口に出せない性格でもあります。

なぜ、笠原がそこまでオメガをハンディギャップに感じているのか、是非注目してみてください。

それでも好きです笠原さん1巻の内容ネタバレあり

秋山に迫る笠原

引用元:それでも好きです笠原さん

ここからは「それでも好きです笠原さん1巻」の内容をネタバレありでご紹介します。

秋山と笠原の出会い

部署で唯一のアルファである秋山、入社当時は何でも器用にこなす自分を称賛する周りにやりがいと喜びを感じていたのですが、アルファであるからと周囲の期待は過剰になっていきます。

そんなプレッシャーに耐えられなくなった秋山は、仕事終わりに一人ヤケ酒をしに居酒屋へ行き、泥酔した秋山の隣に偶然、腰をかけたのが笠原だったのです。

普段なら馴れ馴れしくしてくる相手とは距離を取る秋山でしたが、この日ばかりは笠原の邪気のない笑顔に毒気を抜かれます。

初対面の酔っ払いであるにも関わらず、文句一つこぼすことなく愚痴を聞いてくれる笠原。

以降、期待に応えられなく悔しい思いをするときには笠原のもとで弱音を吐くようになっていきました。

番になりたがる笠原と拒む秋山

秋山は自分ですら、気がつかなかった限界を感じ取り甘えさせてくれる笠原に次第に恋心を抱き始めます。

笠原の甘い瞳と落ち着いた声。

はっきりと聞いたことはなかったが、確かに感じるオメガの甘い香りに次第に欲情していく秋山の「金曜日だし、他のところで飲みなおそうか?」そんな笠原の声かけにハッとし、秋山は正気を取り戻します。

ところが、心地よい酔いから目を覚ますときつく縛られた自分にまたがる笠原の姿があり、笠原はさくっと、噛んでよと要求しますが秋山はリスクの伴う行動はできないと断るのでした。

秋山はなぜこんなことをするのか、笠原に問い詰めますが「アルファの噛み跡が欲しかっただけ」とはぐらかされてしい、結局、アルファだから自分に近寄ってきたのかと落ち込む秋山でしたが、後日、職場で営業部と名乗る笠原と遭遇し、秋山の日常は一変していきます。

それでも好きです笠原さんの感想

アルファとオメガのバース性に振り回されながらも、自分らしく生きようともがく二人の姿に心打たれるストーリーでした。

ひょうきん者でありながら過去にトラウマを抱える笠原と、アルファであることをストレスに感じる秋山。

そんな二人のが、他のオメガバース作品と異なるのは彼ら自身がバース性に対し嫌悪感を感じている部分です。

オメガだから…アルファだから…と、言われる世の中でどうやって生きていくか葛藤しながらも愛を深めていく素敵な作品でした。

オメガバースの可能性について

引用元:それでも好きです笠原さん 06話 扉絵

引用元:それでも好きです笠原さん

オメガバースは、作品の世界観を生み出すだでなくキャラクターの人物像を強く感じ取れる可能性を秘めています。

この作品は、生物学上のオメガやアルファ、ベータであることを土台にストーリーを展開していき、そこには、彼ら自身が抱える社会的な地位や特性に悩むシーンが多く描写されていました。

生物としての性別と、個人が持つ特性、社会が生み出している地位の3つが絡み合うことでオメガバース作品はより深みを増すのではないかと思います。

このようにバース性という設定に、人物の生き方が濃く反映されるのがオメガバース作品の可能性とも言えるのです。

それでも好きです笠原さんのネタバレと作品の魅力についてのまとめ

それでも好きです笠原さんは1巻完結のリーマンオメガバース作品です。

  • オメガであり、ストーキングされやすい体質の笠原。
  • アルファであることに期待され、無自覚にストレスを溜め込んでいた秋山。

この二人が、自身のバース性と向き合い愛を深めていく物語でした。

本作の注目すべきポイントは、

  • バース性との向き合い方
  • トラウマの克服
  • 新しく踏み出した二人の生き方

読み終わった後に、また違ったオメガバース作品の見方ができる素敵な作品でした。

自分らしく生きることはどんなことなのか、二人の葛藤と結末をぜひ見届けてください。