【ばらの森にいた頃】ネタバレと収録作品のあらすじ紹介

BL ばらの森にいた頃コマ

本作は、ほのぼの日常系BLの名手・雲田はるこ先生が、ファンタジー要素のあるBLを描いていることで注目度の高い作品で、収録されているのは表題作を含むBL短編4作です。

  • 「ばらの森にいた頃」に収録されている作品
  • 「ばらの森にいた頃」ネタバレ
  • 「ばらの森にいた頃」キャラクター紹介

ファンタジーBLからサラリーマンものまで、個性的な登場人物たちが織りなすストーリーはどれも必見ですので、詳しく紹介していきたいと思います。

ばらの森にいた頃に収録されている作品は?

帽子を被ってばらを食べる正宗

引用元:ばらの森にいた頃

「ばらの森にいた頃」に収録されている作品は、以下の4つになります。

  1. ばらの森にいた頃 吸血鬼×少年
  2. モンテカルロの雨 売れっ子美人俳優×冴えないおじさん俳優
  3. ヨシキとタクミ ライバルヤンキー×ヤンキー
  4. Be here to love me ノンケのダメ先輩×美脚の後輩

「Be here to love me」が2011年、「ヨシキとタクミが2016年に初出となっており、約5年間の間にゆっくりと描き溜められていた作品です。

それでは、表題作を中心に、各話のネタバレを含むあらすじを紹介していきます。

ばらの森にいた頃の各話ネタバレとあらすじ

では早速「ばらの森にいた頃」の各話のあらすじを見ていきましょう。

ばらの森にいた頃のあらすじ

正宗から転生の話を聞いている陽

引用元:ばらの森にいた頃

ばら農家を営む吸血鬼の正宗(まさむね)は、人間の恋人・陽(よう)と暮らしています。

陽は、両親のことを覚えておらず、いつのまにか大好きな正宗と二人で暮らしていました。

陽は12歳の誕生日に、自分が何百年も前に正宗の恋人であったと告げられます。

そして、陽は命を落としては様々な生物に転生しており、そんな様子を正宗はずっとそばで見守ってきたとのことです。

陽が人間に転生した今、何百年かぶりに恋人らしくふるまえる特別な時期であり、二人は自家製のばらを食べながら平和に暮らしていました。

「ばらの森にいた頃」キャラクター紹介

ばらの森にいた頃に登場するキャラクターは主に次の2人です。

正宗

ばら園でばらを食べる正宗

引用元:ばらの森にいた頃

  • 正宗
  • 吸血鬼(バンパネラ)

吸血鬼ですが、ニンニクも十字架も平気で、普段は食用ばらの育成に時間をかけています。

血も陽以外から吸うことはなく、吸血鬼といえどとても穏やかで優しい様子です。

食用ばらの本を読んでいる陽

引用元:ばらの森にいた頃

  • 16歳の人間の少年

正宗に出会う前の記憶や両親については覚えておらず、名前も正宗からつけられたものです。

誕生日のたびに正宗から、前世の話や正宗が吸血鬼である秘密を明かされてきました。

「ばらの森にいた頃」のネタバレ

猫になった正宗と再開する陽

引用元:ばらの森にいた頃

陽は、ずっと正宗と同じ不死の吸血鬼になりたいと願っていました。

吸血鬼になる条件は、吸血鬼から全ての血を吸血されることです。

しかし正宗は、陽が不死になって苦しむことを危惧して、陽の血を必要以上に吸うことはしませんでした。

それを知っていた陽は、16歳の誕生日にわざと毒のあるばらを食べて瀕死に陥り、正宗に多量の吸血を求めます。

やむなく陽を吸血した正宗は、生者の血を大量に吸った吸血鬼の宿命として、塵になって消えてしまいました。

代わりに陽は吸血鬼となり、転生して別の生物になった正宗を探して生きることになります。

その後、成長した陽は花屋になっており、正宗は猫に転生した姿で現れるのでした。

転生と吸血鬼という2つのファンタジックな設定が見事に合致した傑作で、切なくも優しい物語になっています。

モンテカルロの雨

ジャンが出る映画を見て感動して泣く廉

引用元:ばらの森にいた頃

役者の廉(れん)は、妻と離婚し金銭的にも不安定で、役者としての仕事も上手くいっていません。

そんな彼に舞い込んできた映画の仕事は、美形の男性俳優ジャンの恋人役でした。

慣れない役に戸惑う廉ですが、ジャンが実は自分の大ファンであったことを知ります。

少しづつ絆を深めていった二人は、いよいよ映画の肝であるラブシーンに挑むのでした。

年齢や立場に差のある二人が、映画の撮影を通して本当の恋人のようになっていく過程が見ものです。

ヨシキとタクミ

睨み合うタクミとヨシキ

引用元:ばらの森にいた頃

ヨシキタクミは、対立しているヤンキー連盟の隊長で、日夜ケンカに明け暮れています。

しかし、二人には皆には秘密の共通点があり、それはケンカが終わると同じ銭湯へ行くということでした。

銭湯から出ればいつも通りケンカ腰の二人ですが、いつのまにか相手が特別な存在になっていることに気づいていきます。

なかなか気持ちに正直になれない二人の様子が可愛らしく感じられる作品です。

Be here to love me

ハイヒールをみつけて焦っている宮本

引用元:ばらの森にいた頃

宮本は大の脚フェチで、謎の美女が美しい脚の写真をアップしているブログを崇拝していました。

しかし宮本は、後輩・町田の家で、その美女がよく履いているハイヒールを発見し、正体が町田であることを知ります。

正体が町田であると知りつつも、魔性の美脚に惹かれてしまう宮本は、だんだんと町田が男であることも気にならなくなっていくのでした。

「ダメBLアンソロジー」に掲載されていたストーリーで、ノンケだと思っていた宮本のセクシャリティが揺らぐ様子が見所といえるでしょう。

「ばらの森にいた頃」のネタバレとあらすじのまとめ

「ばらの森にいた頃」は雲田はるこ先生のBL短編集の表題作になります。

  • 何度転生しても相手を探し続けるというファンタジックで切ない物語
  • 最後、陽は人間から吸血鬼に変化、正宗は吸血鬼から猫に転生した姿で現れる

正宗は途中で消えてしまいますが、最後は猫として現れるという希望の持てる展開になっていて、本当に良かったですね。

雲田はるこ先生は、ほのぼの日常系BLとファンタジックな設定の混合が非常に上手いため、今後はどんなストーリーで魅せてくれるのか楽しみです。

  • 吸血鬼が出てくるストーリーが読みたい
  • 特殊な設定のBL短編集が読みたい

という方には特におすすめの漫画となっていますので、各話の結末はぜひお手にとって確かめてみてください。